仕事紹介
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私たちの仕事の紹介
私たちは浄化槽保守点検を仕事としています。浄化槽は、正常な機能を維持し、きれいな水に再生するために保守点検が必要だからです。
浄化槽の中には、数多くの微生物が住んでいます。その微生物が働いて水を浄化しているのです。
微生物が元気よく活動出来るようにしてあげることが、保守点検の大切な役目です。
汚れてしまった水を浄化し、また飲めるようにするには、下水道か浄化槽を使い、きれいにすることになります。でも、どちらかを選ぶことは基本的には出来ないんです。
理由は、住んでいる所に下水道管が来ていない場合には下水道が選べませんので、浄化槽を設置することになるからです。
勿論、下水道施設は汚水の浄化能力に優れていますが、浄化槽も近年は汚水の浄化能力が高くなって、下水道施設に優るとも劣らなくなってきています。
下水道施設に比べたら、とても小さな浄化槽なのに凄い事です。
そして、下水道施設でも多くの技術者が働いて、水を浄化する努力をしているのと同様に、浄化槽も適切な管理を行わないと、その性能を充分に機能させることが出来ません。
そのために、浄化槽は浄化槽法に定められる「浄化槽保守点検」「浄化槽清掃」「水質検査」によって機能が保持されなければならないのです。
この役目は「浄化槽管理士」等の専門家が行わなければなりません。
その中で「浄化槽清掃」は、浄化槽に溜まった不純物(微生物が処理できないもの)を槽内から除去し、槽内の故障や異常を確認するための作業です。
「水質検査」は、浄化槽が適正に使用されているのかを検査するために、都道府県が行う検査となります。
ここで、ちょっとだけ会社のPRをさせていただきます。
前述した浄化槽管理士は国家資格で、講習会と資格試験のどちらでも取得することが可能ですが、私たちは自らが学ぶ為に資格試験での合格者を多数出しています。
下水道と浄化槽の違いは、次のようなところにあります。
①下水道は大規模な下水道処理場を作り、数万人から数十万人分の汚水等をまとめて浄化します。汚水等を1箇所に集めるために、とても長い下水道管が必要になります。 一方、浄化槽は敷地内に設置される為に、長い排水管は不要ですが、そこで汚水等を浄化するために様々な管理が必要になります。
②使用する手間を考えると、下水道に繋がっている場合はとても楽です。何もしなくても使えますから…トラブルもとても少ないのです。
③料金についてですが、下水道に繋がっている場合には、水道料金に応じて使用料が掛かります。この料金は住んでいる市町村によって料金が変わります。
④浄化槽の場合には、保守点検や清掃を業者に頼まなければならず、その手間とお金が掛かります。 長い間には修理費用が掛かることもあります。
⑤下水道の場合は、下水道処理場に流すまでの下水管が長く、設置には公共負担もあり、さらに個人で負担する費用も掛かります。 また、日本は川や山が多く、それを潜ったり越えたりするためのポンプ施設も多くなります。下水道管を地下に埋設するので環境負荷も高いのです。
⑥浄化槽の場合には、オンサイト(敷地の中で汚水を浄化処理出来ることを言います)のシステムなので、環境に優しいのです。
⑦浄化槽は災害に比較的強いと言う点があります。下水道は地震等で下水道管が破損すると長期にわたり使えなくなる恐れがありますが、 浄化槽は破損の可能性が低く、破損しても比較的短期間で修理が可能です。
下水道 |
浄化槽 | |
初めに作る公共団体に係る費用 | 高い | なし |
使い始める時の個人の負担費用 | 下水道施設までの距離が長いと高額 | 一定 |
使用者のランニングコスト | 水道をたくさん使うと高い | 一定 |
使用者の利便性 | 良い | 業者の選定などの必要がある |
環境への負荷 | 高い | 低い |
災害に対する強さ | 弱い | 強い |
※さらに詳しく知りたいと言う方は、環境省の浄化槽サイトに行っていただけると詳細情報を閲覧できます。
静脈物流としての廃棄物収集運搬
私たちは、静脈物流(会社理念のページをご参照下さい)の役目を担う為に廃棄物の収集運搬を仕事としています。
私たちが行っているのは、事業系廃棄物と呼ばれる廃棄物で、店舗・事業所から出される廃棄物の収集運搬を行っています。
事業系廃棄物は、一般家庭の廃棄物と区別され、それぞれのお店は、業者に委託して処理することが義務付けされています。
増え続ける廃棄物に対して、リデュース、リユース、リサイクルの3Rで創意工夫をし、廃棄物を少しでも少なくする事が私たちの大切な仕事です。
私たちは、地域に密着した、きめ細かなサービス体制で、様々な廃棄物の回収・処理を行い、清潔で美しい街づくりへのお手伝いをしています。
リデュースは、廃棄物を少なくすること
リユースは、使えるものはできる限り再利用すること
リサイクルは、廃棄物を資源として再利用することです。
※詳しくは環境省のウェブページでご確認ください。